悩みばかりな私。
自分以外…周りはみんな幸せそうに見える。
今日の帰り道、乗っている電車で、仲の良さそうな3人家族がいたんです。
お父さんとお母さんの間で、一生懸命話をしてる子供と、ニコニコと話を聞いてるお母さん。
お父さんも愛おしそうに二人をみていて…。
何を話しているのかはわかりませんでしたが、私には、3人ともみんな幸せそうに見えて、羨ましかった。
その時ふと、「きっと私だけ、こんなに悩みばかりの人って…」
今にも…消えそうでした。

悩みばかりで死にたいYouです。
周りの人はみんな幸せそうに見えて…。
悩みばかりの私…周りはみんな幸せそうに見える
まだ20代の短い…狭い世界。
でも、自分以外、周りはみんな幸せそうな人ばっかりに思える。
きっと、悩みばかりの私だからそう見える…
私だけが悩みばかり…そう思ってしまうとき
「みんな悩んでる」…よく聞く言葉だけど…
「そんなことない!」って思うことがあります。
“みんな幸せそう”に見えたとき、つい私だけ…そう思ってしまうんです。
たとえば、
- 街中で仲の良さそうな家族、手をつないで歩く老夫婦を見たとき
- 「今日この後どうする?」と楽しそうに話す同僚をみたとき(特に金曜日)
- 自分の生きがいを持ってる人をみたとき
こんな感じです。
楽しそうな、幸せそうな光景をみると…
「どうして私はこんな悩みばかりなんだろう」って…
焦燥感というか無力感というか…
そんな気持ちが沸き起こってきてしまいます。
私だけが悩みばかり…そう思ってしまう理由
簡単に言ってしまうと、余裕がないんです。
自分のことで精一杯というか…
つらく苦しいこと…そんなことが多すぎて、自分のことにしか目を向けることができません。
幸せそう、楽しそう、その一部分しか見れなくて、その奥を考えたり…そんな余裕が自分になくて…。
一部分かもしれないし、表面的かもしれないけど…
そういう人たちが羨ましいんです。
そして、悩みばかりの私は、正反対。
嫉妬もしちゃって…すべての人…周りが幸せに見えてしまうんです。
そんな自分をさらに嫌いになって…。
どんどん自分が嫌になって、それもまた、悩みにつながっていってしまうんです。
負の連鎖というか…悩みが尽きないんです。

悩みばかりで自分に余裕がなくて…
嫉妬心でどんどん自分が嫌いになって…
さらに悩みが尽きない自分に…
悩みばかり…みんな悩みを持っている

私も悩みばかりで、
悩みが尽きません!
悩みの種類や大きさに、人それぞれの違いはあっても…
人は誰しも、必ず、悩みを持っていて…
次から次へと、悩みは尽きません。
ですから、たとえ…
極端な話、Youさんのように…死にたい…
生きてることがつらい…そう思っても、おかしいことじゃないんです!
誰にでも、あることなんですね。
悩みばかりでも認めたくない
よく、街頭のアンケート調査などで「あなたは幸せですか?」との問いをすることがあります。
では、その答えは…というと…
「はい…」と答える人が多くいるということを耳にします。
また、プライベートなどでも、本気で聞かれて…
「私は幸せ!」と、答える人…私も含めて実はたくさんいます。
そのように答えてしまう私…実際はどうなんでしょうか?
本当のところ…悩みばかりで、まだまだ、乗り越えなきゃいけないことだらけです。
大きな壁はもちろん、小さな壁すら、越えられない…
本当に、つらく苦しい毎日で悩みは尽きません。
でも、「私は幸せです!」と言ってしまう…
このことは、認めたくないという気持ち…意地があって、強がってます。
悩みばかりで自覚できなくなった
また、「私は幸せです!」という人の中に…
悩んでいることを自覚できなくなった…
という場合もあります。
『臭きこんしに忘る』という言葉があります。
この意味は、
トイレなどに入った時、最初は臭かったのに、時間の経過とともに、次第に…
臭くなくなっていく…本当は、消えてないのに、慣れてしまって自覚できなくなってしまう…
ということです。
同じように、悩みというのも、なくなったわけではないんですが…
だんだんと、慣れてきて、悩みを悩みとして思えなくなってしまうことがあるんです。
「私は幸せだ!」という人の中には、
悩みがあることを自覚できなくなってしまった人もいるんですね。
ですから、その姿や答えではわからないということで…
むしろ、必ず何かしらに悩みを持っているという事実は…
一歩内側に入って初めてわかるんです。
悩みが尽きないけど出さない
あからさまに…
不平や不満…
そうした思いを、言葉にしない、出さない…
という人もいるかと思います。
しかし、思うようにいかないことやどうしようもないこと…
お酒を飲んだり、少し気を抜いたりすると…
愚痴や嘆きばかり出てしまう…
よくあることではないでしょうか?
確かに、悩み…と言われても、一見…大したこともない悩みかもしれません。
まして、生や死…幸や不幸を左右するほどの悩みでもないかもしれません。
でも、やっぱり悩みは悩みです。
むしろ、そんな小さな悩みというのが…
あとあと、大きな悩みとなっていく…ということばかりではないでしょうか。
出す…出さない…
小さい…大きい…
出さなくても…小さくても…
誰しも悩みは必ず持っているということなんです。
今の世の中では、誰しも悩みは尽きないと思います。
わからなくて迷うと悩みは尽きない
たとえいかなる人であっても…
本然的に、より高い価値、より勝れた幸福生活を求めて行動し生活をしています。
そのような本当はすでに知っているはずの…生きる意味や人生の目的がわからない…ということが、ほとんどです。
わからなければ、たとえ、今、「幸せだ!」…
と言っている人であっても…
次第に、迷ってしまいます。
正解が見えなんですから…
行先のない…
ゴールのない…
そんな道を、歩き続けているようなものです。
現在、どんな良い環境の人でも…
どんなに成功している人であろうと…
必ず…ある一面で迷って悩んでしまうんです。
まとめ
悩んでるのは自分だけ…実際はそんなことないって気付くのに、私は意外と時間がかかってしまいました。
今でも、“周りはみんな幸せそう”…ふと、そう思ってしまうことがよくあります。
でも、たとえば「20代 悩み」とかで調べてみても、たくさんの記事が出てきます。
「悩みランキングトップ10!」なんて記事もあるし、それだけみても、自分だけが悩みを抱えいて、他の人はみんな幸せ…なんてこと、あるわけないんですよね。
そんな簡単なことにかなりの時間気付けなかった私ですが、そうじゃないってわかった今は、気持ちがだいぶ軽くなりました。
周りの幸せそうに見える人も、私と同じように悩みを抱えている…そう思うだけで、悩みの世界にひとりぼっちだった私に、仲間ができた…じゃないけど…。
“私だけじゃなかった”っていうことに救われたというか…すごく安心しました。
私と同じように、みんな人には見せていないだけ、がんばってるだけ…そう思ったら、前より少し、みんなに近付ける気がします。
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