生きてることがつらい…
そう思った時、それでもがんばろうと思う人と、もういやだ…
早く死にたいと思う人、2通りあると思います。
私の場合は後者です。
生きてることが楽しい…そんな人もいるのに、私はおかしいんです…。

つらいことが多すぎて早く死にたい…
生きてるのがつらくておかしいYouです。

おかしいことではないですよ!
つらい…苦しいという思いは
すべての人が持ち合わせていますから…

生きてることがつらい…
みんなそうなんでしょか?
生きてることがつらい…そう思ってしまうことはおかしいこと?
以前、ぽろっと言ってしまったことがあるんです。
「私は早く死にたい」って。
大学時代に友達と、長生きしたいとか、そんな話になったときだったと思います。
高齢化社会についての講義があって、それが終わって食堂に向かう途中。
「私もあと50~60年生きるのかー」とか「どうなってるかなー」とか。
私、自分の将来とか、そういう話が苦手で。
そのときも、なんとなく「そうだねー」って言いながら、なんとなく別の方に意識が言っていました。
そしたら、「Youも長生きしたいよね!したくない?」って急にきかれて…
とっさに、「私は早く死にたい」って、思ってることをそのまま口に出してしまいました。
「あ。やばい…」と思っていたら、やっぱり「え?…なんで?」って、ちょっと友達が引いていました。
「…自分がおばあちゃんになるとこなんて、想像できないもん!」って、適当に誤魔化したけど…。
でも、そのとき、「やっぱり」って思ったんです。
「生きてるのがつらい」なんて言ったら、周りの人から「おかしい」って思われるんじゃないか…
そう思ってたから、誰にも言えなかったし、言うつもりもなかったんです。
それが、あの日、つい言ってしまって…結局、私が思ってたように、人に“死にたい”気持ちなんて言っちゃいけないんだってわかりました。
もう二度と言わない…あのとき、強くそう思いました。

やっぱり、死にたいと思ってるなんておかしいですよね…。
でも、どうしてもその思いが消えてくれないんです…。
生きてることがつらい…それはすべての人にある!

おかしいことじゃないですよ!
死にたいという気持ちと、消えたいという気持ち…
その気持ちに違いはありますが、どちらも苦しいとかつらいという思いからきているかと思います。
そして、生きているそのこと自体が…つらい、そのように思ってしまっています。
出るか出ないか…
それは出るか出ないかは別として、そういう気持ちは、誰にでもすでにある気持ちです。
私たちの気持ちの状態は大きく分類すると10種類あります。
そして、その10種類の気持ちはすべての人に存在しているんです。
その中の一つに、簡単に言うと…
“地獄”のような“苦しさ”という気持ちがあります。
それは、誰もが皆もっています。
がっかりしますが、もちろん…
10段階の一番下の気持ちです。
ところが、その“苦しさ”は、出てくる人とそうでない人…
出てきてもすぐに消える人といつまでも消えない人…
と、人によって、その現れ方が違います。
どういうときに現れるか…というと、自分の外側…外界の縁に触れて出てくるということです。
これを「因縁果報」といいます。
よく見ると、実は「因果」の間には「縁」があるんですね(^^)
私たちの気持ちというのは、例えば…
楽しいことや悲しいことに直面して、笑顔になったり涙が出たりします。
怒りも同じです。
気持ちというのは、様々な事柄に触れることで、はじめて出てくるんです。
けっして、楽しい気持ちや悲しい気持ち…
嬉しい気持ちや怒る気持ち…
もちろん、苦しいという気持ちやつらいという気持ち…
縁によって出るか…出ないかだけなんですね!
誰にでもあるんです。
おかしいことじゃない!
だから、死にたいとか消えたいという気持ちも…
むしろ…誰にでも存在する気持ちです。
決しておかしいわけではありません。
もちろん、私にだってあります。
それも…たくさんです(^^)
でも、逆に、嬉しいとか楽しいとか…
そういう気持ちもやっぱりいっぱいあるんです。
でも、今までは…
どちらかというと気持ちにばかり目がいっていて…
そのきっかけ…“縁”ということに目が向かなかったんだと思います。
目を向け、向き合っていたなら…
少しかもしれませんが捉え方や見る角度…
そのようなことが違っていったんだと、今ではわかります。
そんな…昔の私は、花を見ても“きれい”とは思えませんでした。
花を見る…というきっかけ…“縁”に目が向かなったから、何の興味もなく感じませんでした。
でも、今は…
ひとつひとつ…花にも種類があって、表情も違い、“きれい”だという気持ちが出てきます。
また、ことあるごとに、やることなすこと、“大変だ”とか“面倒くさい”と思っていました。
何をしているのか…なぜしているのか…ということに目が向けられずに、ただ単にその気持ちだけでした。
今は、ひとつひとつのことに意味があって、価値があるものなんだってわかりました。
そうしたことがわかるようになって、やっぱり気持ちが違ってきました。
失敗したり、怒られたり…
うまくいかなかったり…忙しかったり…
同じようなことがあったのに、今は、“苦しさ”や“つらさ”は減りました。
それも…そのことを…
そのきっかけ…“縁”にしっかりと向き合えるようになったからなんだと思います。
死にたい…消えたい…
苦しくて…つらい…
その気持ちは、やっぱり誰にでもあるんです。
悩みがない人いるのか…いないのか…みんな幸せそうに見えても…
必ず、誰しも…
生きていることがつらい気持ちはあって…
けっして、おかしいことではないんです!
これからは…“縁”に目を向けて
一緒に生きていきましょう!
心配しなくていいと思います(^^)
まとめ
生きるのがつらい…苦しい…もう死んでしまいたい…
以前の私はいつもそう思っていたし、それを誰かに伝えることもできませんでした。
「きっと頭のおかしいやつだと思われる」…そう思って、ずっと自分の中にため込んでいました。
つらくて死にたい…そう思うことを“いけないこと”だと思っていたんです。
でも、今は「そう思うことはおかしいことじゃない」ってはっきり言うことができます。
一日100人の人が亡くなっている今の自殺大国とよばれる日本で、「死にたい」と思ってる人って…思ってる以上にたくさんいると思います。
つらい気持ち、苦しい気持ち、明るくしてても、誰にでもその気持ちはあるはずなんです。
「死にたいなんて言っちゃいけない」っていう人も大勢いるけど、つらいと思うこと、その気持ちを吐き出すことは、けっして悪いことではありません。
私は、そう思います。
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